サッカーで1対1の練習は必要なのか【エピソードを交えて解説】

サッカーの練習で1対1の練習をやる事があると思います。

ですが、本当に効果的な練習なのでしょうか

サッカーの試合は11対11で行われます。

その中で周りに誰もいない1対1のシーンはどれくらいあるでしょうか。

その疑問についてオフェンス目線でもディフェンス目線でも共通する事をまとめます。

目次

【結論】1対1の練習は効果的な練習ではない

僕の結論としては、1対1の練習は効果的な練習ではないと思います。

理由は、さっきも述べましたが、試合で1対1の状況があまりないからです。

実際は、眼の前の相手とは1対1でも、その後ろにはカバーがいたり、

後ろから相手ディフェンダーが迫ってきていたりします。

なので、時間をかけてゆっくり勝負する時間はないのです。

条件付きなら良いと思う

しかし、普通の1対1ではなく条件付きなら良い練習になると思います。

例えば、”何秒以内に攻撃を完結させる”、”少し遅れて2人目のディフェンスがくる”

など条件がある場合は本番を想定していて良いと思います。

1対1の練習も効果はある

特に条件のない1対1の練習はあまり効果的ではないと述べました。

ですが、選手側が意味がないからと言って手を抜いてはいけません。

シンプルな1対1の練習でも効果はあります。

本当に1対1の場面も試合で訪れるかもしれません。

さらに、1対1で抜ける・守れるという自信は大事です。

プロになった選手の話

プロになった選手の印象的なエピソードをコーチから聞きました。

その選手は、シンプルな1対1の攻撃はあまり得意ではなかったそうですが、

2対1で、味方を使わないで交わす1対1は得意だったそうです。

要するに、”相手を使うふりをして使わづにかわす”のが上手かったのです。

おすすめの1対1の練習3つ

僕が16年間サッカーをやってきて心からおすすめできる1対1の練習を3つ紹介します。

①1対1→途中から2対1で攻撃有利

最初は1対1で攻撃側が仕掛けます。

ただ、オフェンスが1人追加されるルールです。

追加されれる選手の1人は、少し離れたコーンを回ってから、

攻撃に加わります。

この練習では、味方が来るまでは1対1のためディフェンスは有利ですが、

ボールに食い付きすぎると、上がってきたオフェンスにパスを出されて簡単にやられてしまいます。

②1対1→1対2で守備有利(①の逆)

①の逆です。

攻撃側は早く攻めきれないと相手が増えます。

逆に守備側は、少し時間が稼げれば味方の守備が戻ってきます。

③1対1→2対2(攻撃も守備も追加)

①と②を組み合わせた形です。

攻撃側も守備側も1人づつ追加されます。

公平に見えますが、コーンを回る位置を変えたり、

角度を変えることで、色々なシチュエーションで練習できます。

1対1は大事な練習

僕は、攻撃も守備も1対1に対して苦手意識がありました。

しかし、色々なシーンがあるとはいえ、

局面を切り取れば、1対1です。

結局は1対1でかわす・守る力が大事なのかもしれません

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この記事を書いた人

小1でサッカーを始めてからサッカー中心の生活を送ってきました。
大学のサッカー部の寮で寮生活をしながらプレーしていました。
現在は、社会人になりサッカーはプレーしていませんが、今までの経験をブログで発信しています。

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