走りの練習でサッカーに必要なスタミナはつくのか【走りの練習の意味】

中学や高校の練習でよく走らされるけど、サッカーの練習で走りの練習は意味あるの?

と疑問に思った事がある選手は多いはずです。

そこで、一応16年間(小1〜大学4年)までサッカーをやってきた僕が、

走りの練習についての意見と必要性についてまとめます。

目次

走りについて思うこと

まず、僕は走りについて、楽しくないし、辛いし、意味がない、と思っていました。

小・中・高・大と少年団、サッカー部に所属してプレーしてきましたが、

走りのないチームはありませんでした。

しかし、本当に走りは必要なのでしょうか。

この後、僕の意見を詳しく書きます。

僕の意見としては不要

僕の意見としては、走りの練習は必要ないと思っています。

理由は、走りでつく体力とサッカーの試合中に必要な体力は違うと思うからです。

これは、データや研究結果があるわけではなく、個人の感覚ですが、

似たようなことを思っている選手も多いはずです。

サッカーの試合では一定のペースで走るわけではないし、

スパイクだし、すね当てもつけ、長いソックスで走ります。

そもそも、走りの練習とは必要なスタミナが違うのではないかと僕は思います。

サッカーで必要な体力はサッカーで付ける

僕の意見としては、サッカーで必要な体力・スタミナはサッカーで付けるのが良いと思います。

  • 強度を上げ、体力的に少しきつめの練習を行う
  • 練習試合の本数を増やす
  • 自主練の時間を増やす

選手目線では、自分で改善できる部分とそうでない部分がありますが、

”常に練習を全力でやる”だけでもサッカーに必要なスタミナはつくはずです。

サッカーに近い走りならありかも

その、”サッカーに近い走り”のトレーニングなら走りの練習をしても良いと思います。

例えば、ダッシュと休息を交互に繰り返す走りや、

ペースを変えて走る走りなどです。

それでも、僕の意見としてはサッカーで身につけるのが一番だと感じます。

必要だと感じる場面もある

しかし、僕の中でオフ明けや怪我明けの選手が走るのには納得できます。

中・高ではあまり意識したことがありませんでしたが、

大学で1日のオフでも体力は落ちるんだなと実感しました。

僕の大学では、毎週月曜日がオフで、火曜日は練習の1番最初に走っていました。

ギリギリ入れるくらいのタイム設定でしたが、

同じ走りでもオフ明けにやるのと、日々の練習の中でやるのではキツさが違いました。

中学生・高校生はあまり体力の衰えを感じないかもしれませんが、

実際には体力は低下しているので、オフの日にも少し走るとスタミナの維持ができると思います。

目的が練習ではないならOKだし賛成

そして、もう1つは、体力をつける目的じゃないなら賛成です。

例えば、

  • チーム力の向上
  • メンタル強化
  • 自信をつける

これらの事を目的として行う走りなら納得です。(意味があるかは別ですが)

例えば、きつい走りをチーム全員で乗り越えると間違いなく団結力は付きます

また、個人でも自分が限界を迎えてから、追い込む事でメンタルも強くなり、自信もつくはずです。

走るだけでは自信は付きませんが、何度も走ることで、

”これだけ走ってきたんだから”という自信はつくはずです。

必要だと考える指導者の意見も分かる

そして、走りが必要だと考える指導者の意見も理解できます。

「普通に走れない選手がサッカーで走れるわけない」このようなセリフを聞いたことがあります。

僕の考えとしては、サッカー必要な走りと長距離をひたすら走ってつく体力は違うと考えていますが、

データや研究結果があるわけではないので、この意見も理解はできます。

選手はポジティブに捉える事が重要

おそらく、選手は監督に”なんで走るんですか?”なんて聞けないですよね。

でも、自分なりに走る意味を見つけ、前向きな気持ちで取り組まなくてはいけません

そうしないと、ただきついだけの時間になってしまいます。

どんな理由でも良いので、意味があると思い全力で取り組むと良いでしょう。

まとめ

僕の結論としては、サッカーで必要な体力はサッカーで身につければ良いと思う。

しかし、走りの練習をやる意味があると考えている指導者もいる。

選手はポジティブに捉え、全力で走りの練習に取り組める理由を考えると良い。

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この記事を書いた人

小1でサッカーを始めてからサッカー中心の生活を送ってきました。
大学のサッカー部の寮で寮生活をしながらプレーしていました。
現在は、社会人になりサッカーはプレーしていませんが、今までの経験をブログで発信しています。

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