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今回は、「小学生にサッカー指導で絶対にやってはいけない練習方法」について解説します。
絶対にやってはいけない3つの指導方法
これから紹介する指導をやってしまっている指導者はいませんか?
これから紹介する指導方法は、小学生の世代ではあまり良くない指導方法です。改善方法も書いてあるので最後まで読んで下さい!
プレーでミスをしたら怒る
選手がミスをしたら怒るような指導は絶対にやめた方が良いです。
理由は、選手がミスをしてコーチや親に怒られたら、その選手はミスを恐れ次のプレーでは、ミスをしないようなプレーを選んだり、チャレンジしなくなるからです。結果的に消極的なプレーヤーになってしまいます。
そして、チャレンジをしない消極的なプレーヤーは成長できません。要するに「上手くならない」選手になってしまいます。
対処法
対処法としては、選手のミスに怒るのではなく、やろうとしたことをまずほめる。そのうえでなぜ成功しなかったのかを考えさせると良いと思います。
具体的にパスミスをした選手がいたとしたらこんな感じで声をかけると良いと思います。
「よくそこが見えてたね。すごいね。でもなんで通らなかったと思う?」
と声をかけてあげると選手も”なぜ通らなかったのか”を考えるようになり、”次は通るようにしよう”と工夫するでしょう。
楽しい練習をやらない
小学生の年代で一番大事なことはサッカーを楽しむことだと思います。
もちろん上手くなることやチームプレーなどを学ぶことも大事だと思いますが、サッカーが楽しいと感じるところが全体の土台だと思います。
そのため、小学生の時はとにかく子供に”サッカーは楽しい”と思わせるような練習をやらなくてはいけません。
筋力系のトレーニングばかりやる
筋力系のトレーニングばかりやるのは良くないです。
理由は、筋力系のトレーニングは中学・高校でたくさんやる機会があるからです。それに、まだ成長途中の小学生に筋力系のトレーニングをする必要がないからです。
基本的には、技術やスキルを磨く練習をしたほうが良いです。
例えば、シュート練習では強いシュートを打つ練習ではなく自分の狙った場所に打てる練習をするといいです。
パワーは中学・高校で自然と強くなってきますが、技術やスキルは練習しないと上手くなりません。
小学生の年代では、技術やスキルを磨くことに時間を使うほうが良いです。
小学生の指導で一番大事な事
小学生を指導する時に一番大事なことは、選手に寄り添うことです。
指導者は「子供と一緒に考えていく」というスタンスで選手に寄り添い、一方的になってはいけません。
そして、子供が主役であることを忘れてはいけません。
コーチが自分の意見や考えを押し付けていては選手は成長しません。選手の成長を第一に考え、選手に考えさせる指導をしなくてはいけない。
まとめ
- ミスをしても怒ってはいけない
- 楽しい練習をやる、サッカーを好きになってもらう
- 筋力系のトレーニングよりスキルや技術を磨くトレーニングをやる
- 選手のことを第一に考える
今回は以上です。
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